オモサン♥こだわりお店ガイド☆
2011.08.01

第1回 ジェラテリア「GROM(グロム)」(閉店)

※グロム原宿店は2013年1月18日に閉店いたしました。

はじめまして。ガァ子です。
「オモサン・こだわりお店ガイド★」では、表参道界隈の話題のお店、穴場のお店、基本的にはわたしが個人的に気になるお店を紹介して行きたいと思います。食べ物だけでなく、いろいろなお店にぶらりできたらと思います(食べ物比重が大きくなるとは思いますが)。どうぞよろしくお願いいたします。

ところで、暑くないですか

暑いですよね。暴力的な暑さですよね。なんでしょうかねこの暑さ!!
東京のこのじっとりとした暑さが本当に嫌いでして(苦手ではなく、嫌いです)、夏に向かって個人的にテンションが下降していく今日この頃です。そんな気分を振り払うためにパソコンの前に座り、おもむろに「表参道・アイスクリーム」で検索してみました。

…………ほう、ほーう……。うん、これはいい。


憎たらしいこの日差しも、アイスクリームをおいしく食べるための
味付けだと思えばウェルカム!

というわけで、取材と称してアイスクリームを食べに行こうと思います。
やってきたのは表参道交差点。今日もうだるような暑です。

太陽ぺっかーんです。

交差点から表参道を原宿方向に向かって歩きます。コロンバン、ZARAの前を過ぎればすぐ、やってきたのはこちら!!

グロム(GROM)です!!!

原宿にもあるんですよ、グロム


二瓶さん(右)と、半ば強引に一緒に撮影させてもらった笑顔が
キュートなスタッフさん(ご協力ありがとうございました!)

グロムはジェラートの本場、イタリアはトリノに本店がある大人気のジェラテリアです。イタリア各地、ニューヨークやパリの支店など、どの店舗でも行列ができる人気店。例にもれず、2009年に新宿に日本一号店が出店した際も行列のできるジェラテリアとして有名になっていた記憶があります。わたくし、原宿店の存在を知らず……たしか、半年くらい前までここに撮影スタジオらしきものがありましたよね。

「あーいえ、ここが出来たのは6月だったと思います、去年の

「………。」

「もう1年くらいになりますね、原宿店は」と、失礼な問いにも笑顔で答えてくださったのは店長の二瓶さん。イタリアンな雰囲気のイケメン店長さんです。


グロムのここがすごい!

早速食べたいところなのですが、ぐっとこらえてまずは二瓶さんにグロムの特徴についてうかがいました。

昔ながらの無添加製法!


ジェラート、ソルベには蓋がついているためジェラートを
見て選ぶことができない。これもグロムの自信の表れ!

「見ていただいて気付かれたと思いますが、店頭からジェラートが見えないんです。というのも、グロムは昔ながらの作り方をしていて、合成着色料や保存料など一切使わず、水と砂糖と、たとえばソルベであれば素材となるフルーツのみ。ジェラートであれば合成粘着剤は使わず、いなご豆などを入れて作っています。本当に昔ながらの、無添加で作っています。だからとても繊細で、なるべく空気に触れないようジェラートに蓋がしてあるんです」

こだわりの素材!

「簡単にいえば、使っている素材がすべて高級品です。ピスタチオなど、ちょっとした宝石くらいの値がするようなものを使っているんです。また自家農園を持っていてイチゴ、桃、アプリコット、メロンなどのフルーツを育てていて、その他の素材もかなりこだわったものを使っています」

すべて本場イタリアと同じ!


店内すべてイタリア!なんとレジまで本店と同じとか。
スタッフのみなさんイタリア語のレジを打ってお会計しています。

「素材はもちろん、現地から冷凍輸送で運んでイタリアと同じものを使っています。ちなみに店内にあるものすべてイタリアと同じなんですよ。ジェラートを入れているケースも、大理石の台も、だからちょっと売り場の台がイタリア使用で高さが高いんですけどね。店内の家具も内装も、カップもスプーンも床の板まで全部イタリアです。イタリアの店舗に行ったことがある方が来ると、ちょっとイタリアにトリップした感じになると思いますよ」

そろそろ食べたくなってきた

お話をうかがいながらも、じりじりとカウンターに近づくわたし。質問の内容も次第にジェラート選びの参考にするべく変化していきます。
ガァ子「えーと、一番の売れ筋はどのジェラートですか?」
二瓶さん「やはりピスタチオですね。この素材を使ったこの味は、他では間違いなく食べられないです。あとはミルク、日本の牛乳とはまったく違う味わいですよ。うちの名前になっているグロムというジェラートも人気です。一番グロムの代表的なジェラートですね」
ガァ子「季節のフレーバーというのは?」
二瓶さん「一年中変わらないスタメン的なフレーバーがあって、その他は年に4回、その季節に合わせてフレーバーが変わります。また月ごとの限定フレーバーがあって、ちなみに今月(6月)はブルーベリーですね」


季節のフレーバーは変わることもあるので
こまめにチェック&お問い合わせください。

コーノ(コーン)、コペッタ(カップ)、それぞれ値段は
ピッコロ(1種類)490円、メディオ(2種類)590円、
グランデ(3種類)690円です。

 

ガァ子「これだけ種類があると、迷いますよね……どうしよう……。ちなみに、二瓶さんが好きなお味は?」
二瓶さん「僕はコーヒーですね。エスプレッソマシーンで抽出して香りがすごく良くて。あとチョコレートもおススメですよ。甘いもの、ビター、スーパービターの3種類あってですね………」
ガァ子「あー!!(き、決められない!)」

 

いよいよ実食です

そして血のにじむ思いで今回選んだ3種類がこちら。悩んだ割にベターな選択。
「グリーンの宝石、ピスタチオ」「ジェラート界のスタメン、ミルク」「ビジュアルクイーン、木いちご」

 

蓋を空け、手際良く一人分のジェラートを練ってカップに。せっかくカウンター内で撮影させてもらったのにブレブレのひどい写真……。

 

そしてこちら、カップに盛っていただいた完成品!!!


上から時計回りに、木いちご、ピスタチオ、ミルク。

ジェラートならではのとろりーん感が!!

 

では(ようやく)いただきます!!

 

ミルクはとにかく濃厚!不思議と軽さが後味はすっきり、他のフレーバーとの相性は抜群です。このミルク感はかなり好みです。
ピスタチオは実がそのまま粒状に入っていて、あぁ、これがピスタチオの味なのかと初めて気付かされるような、ナッツのような濃いコクが感じられて驚きでした。
木いちごはフルーツをそのまま凍らせてすりつぶしたような食感。甘酸っぱさが口に広がって、この季節には一番おいしく感じられる味でした。

どれも濃厚でコクがあり、この贅沢感はグロムならでは。ここでしか味わえない贅沢さが表参道の雰囲気と合っていて、優雅な心地でジェラートをいただきました。持ち帰りも可能ですが、この素敵な雰囲気の店内で軽くイタリアにトリップしながら食べていただくことをお勧めします。

……と言いつつ、二枚目の写真で二瓶さんが持っているお持ち帰り用袋の中には、コーヒーとブルーベリーとココナッツが入っています。結局3種類に絞れずお持ち帰りしたのでした…(コーヒー、かなり苦味が利いて香ばしくておいしかった!)。

●今回の散財記録
コペッタ(カップ)グランデ……690円
テイクアウト(カップは3種類以上から)1個400×3……1200円
テイクアウトバック(テイクアウト時に必ず購入)……500円

ジェラテリア GROM(グロム)
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-15
TEL:03-6427-4173
営業時間:平日12:00~22:00 土・日・祝 11:00~22:00
休日:無休


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